前篇の「狂気の沙汰!室内七輪ッ! の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ!
〜血のにじむような選択、成功の裏に潜む現実ッ! の巻〜
七輪の煙が室内に充満してパニックになった我々。

急遽ベランダに七輪を移動!
もう勢いで、こうなったらベランダで続行です。

うちわで扇いで火が消えないようにします。

まずは中まで火が通っていなくて良いので、焼き色がついたらひっくり返します。
火力が強いので、コゲてしまわないように注意。

油が滴って、辺りには良い匂い。
火が落ち着いてきたら、もう一度ひっくり返します。

焼き色がほどほどについたら、出来上がったタレをたっぷりと焼き鳥につけます。

タレをつけたら、また七輪に戻し、火が通るまで焼きます。
火が消えないように、目を離せないのが七輪の辛いところ。
この日は野外での撮影になると予想しておらず、煙の匂いが染みてしまうのでコートも着れません。
3月とは言え、今年は寒さが続き、特に冷え込む夜‥。
夜にベランダで着の身着のまま、焼き鳥を焼くという所業。
さっきまでの温かい室内での楽しさが嘘のように感じる、体に突き刺さる冷たい風・風・風!
これぞカイジの焼き鳥の再現に相応しい、地獄の調理なのでしょうか。
いいや、さすがにここから何本も焼くのは風邪をひいてしまう!
ということで、急遽予定変更。
最初の数串だけ七輪で作り、残りは他の方法にすることにしました。

クッキングシートを天板に敷いて、串を並べます。
オーブンのグリルを選択し、15分焼きます。
焼き鳥を焼いている間に、肉じゃがを作ります。
【用意するもの】

牛肉、じゃがいも、玉ねぎ、絹さや、人参

だし汁、砂糖、みりん、酒、醤油

絹さやの両端を切ります。

筋を引っ張って取り除きます。

筋を取り終えた絹さやは、斜め半分にカット。

皮をむいた人参を回しながら食べやすい大きさに乱切りにしていきます。
太くて大きさが合わない場合は、縦半分に切って揃えて下さい。

じゃがいもは、元々の大きさが小ぶりの場合は切らなくてもOK。

大きい場合は、1/2や1/4にカットします。

今回はじゃがいもがゴロゴロ入っている出来上がりにしたいので、なるべく大きく切ります。

玉ねぎはへたの部分を取り除きます。

2cm幅を目安に串切り。

フライパンにサラダ油をひいて、牛肉を入れます。

火が通るまで炒めます。
ホーロー鍋を使用する場合は、火が強すぎて底にくっついてしまうことがあります。
その場合は一度火からおろして濡れ布巾の上に置くと、くっつかなくなります。

火が通ったら、火を止めてお肉をお皿にとります。
一度火を加えて、野菜を炒めたあとに再度処理することで臭みがない肉じゃがになります。

キッチンペーパーで鍋のなかの牛肉の汁を拭き取り、サラダ油を足します。
串切りにした玉ねぎをいれて炒めます。

玉ねぎに色がついてきたら、じゃがいもと人参を投下します。

一つ一つの具材がゴロゴロと大きいので、火が通るまでよくかき混ぜ、炒めます。

じゃがいもと人参に、竹串がすっと入る硬さになったら、先ほどのお肉を鍋に戻します。

だし汁を注ぎます。

だし汁を入れてから沸騰するまでひと煮立ち。

そうこうしている間に、15分が経過しました。
一旦開けて、焼け具合を確認。油が大量に出ているので、こぼさないように注意です。

串をひっくり返して、再び15分オーブンでグリルします。

肉じゃがは沸騰したら、砂糖を入れます。

続けて酒、みりん、醤油も入れます。

あとは再び、酒が飛ぶまで煮込みます。
今回は汁少なめで、照りが出るように甘い味付け。
じゃがいもが煮えすぎて煮崩れしてしまいそうな場合は、一旦鍋から取り出しておきます。

しばらく煮ると汁気も大分減り、具材が汁を吸ってホックリしています。

最後に絹さやを入れて一煮立ちさせます。
盛り付けまで、一度冷ましておくと味が馴染んでより美味しくなります。

焼き鳥も綺麗に焼きあがりました。
七輪で焼いたものより、見た目は焦げがなくて大人しい感じ。

フライパンに作っておいたタレを温めて、そこに並べてタレをなじませます。

フライパンを揺すって、串の両面にしっかりタレを絡ませたら完成。

あとは最後に、スティックチーズとちくわでちーちくを作ります。

ちくわの穴にスティックチーズを押し込みます。

お好みの大きさにカット。

そして出来上がったものたちをお皿に盛り付けます。

肉じゃがは汁少なめに。
最後にキンッキンに冷えたビールを用意すれば、遂に!

出来上がり!

さりげなくちーちくまで買っているカイジのダメさ加減に感心しながらも、頑張ったあとのビールが美味しいこと美味しいこと‥

お腹ぺこぺこで、肉じゃがもちーちくもガツガツと食べてはビールを飲む!
はぐ‥はぐ‥と、そこには会話もなく無我夢中で晩酌をする我々の姿が。
長時間、寒さに耐えて空腹で料理をしていたので、出来上がった途端に食欲が堰を切ったように我々を襲いました。

「実は、ポテチも‥」
手間隙かけて作ったものも良いですが、乾き物もやっぱり美味しいです。
カイジに倣って、焼き鳥の時に使った軍手でそのまま食べます。

手前がオーブンで作った焼き鳥。奥に見えるのが、七輪で炭火焼をした焼き鳥です。
オーブンで作った焼き鳥のほうが、照りや色が明るくてコンビニで買うものに近い出来上がりです。
味を食べ比べると、焼きたての炭火焼のほうはジューシーで香ばしく、驚きの旨さでした。
オーブンで焼いた焼き鳥も美味しいのですが、その美味しさは比べ物になりません。
どちらがカイジの食べた焼き鳥に近いのかと聞かれれば、オーブンで作ったもののほうが近いです。
コンビニのパックで販売されている、あの焼き鳥感を味わうには、オーブンで正解だったかもしれません。

あっという間に食い荒らして、満たされた心と体。
ガツガツと食べて、そのままほろ酔いで寝るカイジの顔は最高に気持ちが良さそうです。
現実には、食べたものの後片付けなどで食べてすぐに寝ることはできませんでしたが、お腹いっぱいでしばらくボーッと食休みした瞬間が気持ちよかったです。
労働の果てに、時にはこんな自堕落な幸せもいいかも?
でも、いくらビールを美味しく飲めると言っても、カイジのように地下強制労働は御免だな!と思った回なのでした。
※室内七輪は、その後もその傷跡大きく、何度ファブリースしても煙臭いです。
美味しい焼き鳥の代償は、予想以上に大きかったです‥
なにか消臭の良い方法がありましたら、是非お教え下さい。
■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□
ペェル
未成年なのにおつまみ系が
大好きな私にとって今回が
一番美味しそうに見えました(笑)
見るだけで羨ましいです~
BistroAnimeshi
ペェル様
お酒がなくとも、おつまみは美味しいものですよね。
飲兵衛の家庭に育ったスタッフの一人は、子供のころの晩御飯が毎日居酒屋メニューで、それが当たり前として育ったそうです。
昔からおつまみに慣れ親しみ、今ではそんなスタッフも飲兵衛。
ペェル様も、じきにお酒のみになられるのかもしれませんね。笑