〜素朴という美味しさ の巻〜
今回作成するのは、うさぎドロップに登場する甘食。
うさぎドロップといえば、以前もかまぼこ入り煮物という懐かしい代物を作りました。
かまぼこ入り煮物に負けず劣らず、甘食も名前からして懐かしい一品。
日本の焼き菓子の一種で、ころんとした三角形が可愛らしいです。
マドレーヌよりもさっぱりとしていて、ホットケーキよりもふわっと軽い。
日本初だけれども、和菓子とも違う、洋菓子のような、そんなあやふやな立ち位置の甘食。
バターやお砂糖をふんだんに使った洋菓子が出回るようになってからは、完全に居場所をなくしてしまいました。
そんなわけで最近はあまり見かけなくなりましたが、一昔前まではパン屋さんによく並んでいたもの。
おじいちゃんに育てられたりんちゃんは、食べ物も趣味もどこか昔らしくて、そこが良い所。
そんな彼女だから、この素朴な甘食が大好きです。
作中には、甘食を3時のおやつに食べるシーンがあります。
アニメバージョンでは、りんちゃんの保護者のダイキチが、甘食を食べるりんちゃんに「どう?」と尋ねるシーンがあります。
おそらく初めて食べるというわけではないのに、何故「どう?」と聞くのか、少し気になります。
お弁当も作り始めの、「保護者1年生」なダイキチが甘食を作ったかは分かりませんが、もしそうだったら‥。
いつも買いに行くお店になくって、しょんぼりとしたりんちゃんの為に一生懸命作り方を調べて作ったのだとしたら、とても素敵ではないでしょうか。
というわけで、甘食。久しぶりに食べたくなってしまいました。
いざ、調理スタートです!
【用意するもの】

牛乳、薄力粉、ベーキングパウダー、バター、砂糖、重曹、卵

バターは常温に戻しておき、ボウルで空気と混ぜあわせてペースト状にします。

砂糖を加え、バターと砂糖が一体化するようによく練ります。

別の容器で卵をかき混ぜておきます。

卵液を3回くらいに分けて、ボウルに注ぎます。

卵液が混ざると、とろりとしたカスタード状になります。

牛乳を注ぎます。

粉類はふるいにかけ、ボウルに3回くらいに分けて加えていきます。

粉類が加わると、白っぽく、ねっとりとしてきます。

粘土のような結構な硬さになります。
薄力粉がダマにならないように、ちょっと重いですがよく混ぜます。
普段の洋菓子作りと違って、甘食は特にコツが必要ないのが良いところ。
強いて言えば、この粉類をよく混ぜる所でしょうか。
混ぜる時は、急がなくても大丈夫。
ゆっくりで良いので、よく混ぜることです。
バターと砂糖、それに卵の混ざった甘い香りって、なんとも心地良い。
計量に悪戦苦闘するダイキチや、一生懸命生地を練るりんちゃんを想像すると、微笑ましい気持ちに。
あとは、混ぜる間にオーブンを予熱して、焼いたらいよいよ出来上がり。
りんちゃんをご機嫌にする甘食は出来るのか?
次回、「これこれ!これだ!」の巻に続きます。
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