
先日、シャーリーに登場するカフェ モナ・リザのジャムサンドを再現しました。
果汁の爽やかさが残る濃厚なブルーベリージャムに、ほのかに香るバターを塗って、カリッと焼いたパンでサンドする…
そりゃ、おいしくない訳がありません。
ミルクティー、ストレートティー、どちらとの相性も最高で、ついつい「もう1枚」と気軽に焼いては食べてしまうという食いしん坊なティータイムとなりました。
今回は、そんなジャムサンドが登場する回から、ちょっとした与太話。
再現をすると決めたものに関しては、そのストーリーに何かヒントがないか、1コマ1コマをよく見直します。
そして気になったのが、ミセス・ピックが紅茶をすするシーン。
彼女が手にしているのはカップと、ソーサー。
そこまでは普通ですが、なんと意外なことに彼女はソーサーからすすって飲んでいるではありませんか!
「どういうこと??」と思って調べると、その昔、ソーサーの本来の役割って、「熱い紅茶を冷まして適温で飲むためのもの」だったそう。
ただの受け皿ではなく、先人はソーサーで飲んでいたのですね。
本当に再現をしなければ気づかなかったかもしれない、ほんのさりげない1コマ。
いつも森薫先生の作品は背景やしきたり、食文化がとても忠実で圧倒されるのですが、今回も「さすが!」と思わされる一件でした。
せっかくの細やかな世界、これからも少しでも取りこぼさずに楽しみたいものです。
余談ですが、イギリスのサンドイッチといえば有名な「マーマイト」。
今回のジャムの候補にはあったのですが、さすがにジャムではないか、ということで候補から外れることとなりました。
でもいつか食べてみたい。
色々と刺激になった回でした。
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