~「奥様はタフ」の巻~
今回作成するのは、魔女の宅急便に登場する、キキのチョコレートケーキ。
以前、ニシンとかぼちゃの包み焼きを作った奥様が、飛べなくなったキキを呼び出します。
仕事の依頼に見せかけて、感謝の気持ちということでケーキをプレゼントする粋な奥様。
「それをキキという人に届けて欲しいの。 この前とってもお世話になったから、そのお礼なのよ。」
さらっと、こんなセリフをキキにする奥様、ステキ。
肝心のケーキも、ずっしりとしたチョコレートケーキにキキとジジのデコレーションが施され、とっても美味しそう。
というわけで、今回はキキのチョコレートケーキを作ってみました。
【用意するもの】

強力粉、薄力粉、砂糖、生クリーム、卵、バター、抹茶、食紅、板チョコ(ミルクチョコレート)、板チョコ(ホワイトチョコ)、ラム、コアントロー(お好みで)、アプリコットジャム

ケーキのデコレーションの際に使用する下絵を事前に用意しておきます。
大きさはケーキの型に合わせて調整。

ボウルに常温にしたバターを入れ、クリーム状になるまで練ります。

砂糖の半分の量を入れます。

バターが白っぽくふんわりするように泡立てます。

卵黄を1個ずつ加えて、よくすり混ぜていきます。

色が濃い卵だったので妙にオレンジ色になってしまいましたが、味に問題はありません。
ここで、チョコレートの半分くらいの量を湯せんで溶かします。

溶かしたチョコレートを入れて、よくすり混ぜます。

これでひとまず生地の一部が完成。

卵白を別のボウルに入れてかき混ぜます。
根気よく混ぜると、空気を含んで白っぽくなってきます。

白っぽくなったら、先ほど半分残していた砂糖を入れて、ピンと角が立つまで泡立ててメレンゲにします。

先ほど作ったチョコレートが入った生地に、メレンゲの1/3を入れてさっくり混ぜあわせます。
メレンゲの空気が潰れてしまわないように、「ちょっと混ぜ足りない?」くらいでストップしてください。
次に、粉(強力粉と薄力粉)の全体量の半分を入れて同じようにさっくり混ぜます。
同じように、残りのメレンゲの半量、残りの粉、残りのメレンゲの純に加え、そのつどさっくりと混ぜあわせたら生地の出来あがり。

紙の型にバターを塗って、生地を流し込みます。

180℃に温めておいたオーブンにイン!30~40分焼きます。
ケーキ作りは行程が沢山で大忙し。
生地を焼いている間に、今度は生地の表面のコーティングに必要な材料の準備に取り掛かります。

アプリコットジャムを裏ごしして、コアントローやラム酒を適量入れたものをフライパンで熱し、とろみをつけます。
ジャムの小瓶を1つ使うので、裏ごしには意外と時間がかかります。

生地が焼きあがったら、すぐさま紙の型を取り除いて、ジャムをハケで全体に塗ります。

生クリームと残りのチョコレートを低温で溶かし、ケーキの表面を覆うグラサージュを作成。
いよいよ、グラサージュを上から流します。

表面をキレイに仕上げる為には、やり直しは許されない一発勝負!
あの奥様は肝の据わった方なのかもしれませんが、こちとら失敗常習者なのでドキドキです。
ためらいは失敗の元なので、思い切ってかけるのみ!
次回、「奥様はパティシエ級」の巻に続きます。