前篇の「お料理は前夜から?はりきりすぎだよ響子さん の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ!
~海苔弁の謎 の巻~
揚げ物の仕込みも終わり、一夜が明けました。
お弁当作成、朝の部のスタートです!
【用意するもの】

海苔、赤ウィンナー、黒ゴマ、鰹節、スライスチーズ、人参、ホウレン草、卵、カリカリ小梅
おかずを作る前に‥

まずはお米を炊きます。
お米を研いだ後、お弁当用に冷めても美味しいように少量の蜂蜜を入れます。
これだけで、ふっくらツヤツヤの美味しさが持続します。
そして今回作成するお弁当、トッピングに人参を使用します。
生のスライスした人参をそのまま使うのも味気ない気がするので、海苔弁にもこっそり人参を内蔵できはしないかと、挑戦です。

人参は使う量にカット。

2本ほどスティック状に切ります。

他は細切りに。

ごま油をフライパンにひき、熱します。

すべての人参を入れて炒めます。

特にスティック状の2本にコゲ色がつかないように気をつけながら炒めます。

火が通ったら、少量の酒、みりん、醤油を入れて味を整えます。

人参がしんなりしたら、火を止めて器によそいます。

スティック状の2本だけ救出して別のお皿にのせます。

鰹節を投下して、よく混ぜ合わせます。この状態で置いて、粗熱をとります。
お好みで白ゴマを入れると、一層風味が増します。
ごぼう無しのキンピラ、現段階では美味しいです。
が、海苔弁に内蔵すると、どうなることか‥予想がつきません。

次にタコさんウィンナーの作成。

片方の端を切り落とします。

足が八本になるように切り込みを入れます。

うまく切れない場合は手で持ち、奥から手前に包丁をひくと綺麗に切れます。

深く切り込みをいれると、焼いた時に足が綺麗にカールします。

油をひいたフライパンで、最初はタコさんを横に寝かせた状態で焼きます。

足が広がった状態で焼けるように、お箸で軽く押しつけます。

火が通ったら、タコさんを起してあげます。
足の内側がフライパンにつくように同じように押しつけます。

自然に足がカールしてきたら出来あがり。
器によそって粗熱を取ります。
フライパンは卵焼きを焼くので、洗わずにそのまま置いておきます。

卵を割り、ほぐします。

スライスチーズ一枚を、一口大にちぎり入れます。

少量の塩を入れてかきまぜます。

フライパンを再度温め、卵を注ぎ入れます。

通常より平べったく、横に長い卵焼きを作ります。

卵焼きは中まで冷めてからカットします。

卵焼きが冷めるのを待つ間に、ホウレン草を茹でます。

おかずの仕切りに使う白菜も適量、一緒に茹でます。
今回はレタスが手に入らなかったので茹で白菜ですが、その他のものでも大丈夫です。
おかずの仕切りに使うので、バランでも可能です。

茹であがったら水にさらして熱をとります。白菜は水気を切るだけ。

ホウレン草はお醤油を上から注ぎ、手で優しく握り絞ります。

適当な束にまとめます。
今回はお弁当なので、きつめに絞って水気を抑えます。

ちょうどご飯が炊けました。

ご飯をまず、半分の高さまでよそいます。

鰹節を和えた人参きんぴらを上に敷き詰めます。

上からまたご飯を敷き詰めます。

ご飯の上に乗せる海苔を、形に合わせてカット。

残りの人参きんぴらを敷き詰めつつ、海苔を敷きます。

残しておいた2本の人参をセット。

うさぎさんの形もチョキチョキ。

細切りの人参で耳の部分を作り、うさぎさんの口は余った海苔で作ります。
目の部分をお箸で軽く押してへこみを作っておきます。

カリカリ小梅を目と旗に埋めます。

冷めた卵焼きから2切れ用意します。

手でくるっと折り‥

丸い形にします。

つまようじを刺して2か所、穴を作ります。

穴に黒ゴマを差し込んだら目の出来あがり。

余った海苔で眉毛もつけます。

タコさんも同じ要領で顔を作ります。
タコさんの頭のハチマキは、ハサミで細長く切ったスライスチーズを巻きつけます。
うずら入り肉団子も顔を作ってあげたら、お弁当箱に盛りつけます。

コロッケのソースを作ります。
今回は、ケチャップとウスターソースを混ぜ合わせた簡単なソース。

お弁当箱に敷き詰めたコロッケにソースをかけます。

後は細切りしたチーズで、決めての「ガンバレ」をトッピングしたら‥

出来あがり!

みんな、しっかり気合いの入った表情をしています。
タコさんウィンナーの赤、ホウレン草のおひたしの緑、チーズ入り卵焼きの黄色‥
なんと色とりどりなことでしょうか。
お弁当は、あまり考えずに作ると全体的に茶色っぽくなってしまうもの。
自分用や着飾らない相手だったらそれでも構わないものも、味気なさは否めません。
ただでさえ手間のかかるおかずに、顔やメッセージも付け加えるなんていかに相手を思って作ったのかが伺えます。
「五代さんのこと好きじゃなかったら、こんな手の込んだお弁当作らないだろう‥」
そう文句を言いつつも、久しぶりに見る色鮮やかで可愛らしいお弁当は、出来あがっていくにつれ胸がわくわくするものでした。
「なんにしても‥あの‥とにかく‥」

「これ。」

せっかくなので、お外で実食してみました。
海苔が、下に敷いた人参きんぴらでしっとりしていて美味しいです。
ただ、お醤油をたらすか、きんぴらは味を少し濃く作った方が馴染んで美味しかったかもしれません。
コロッケも、上のソースとチーズでコクのある味に仕上がっています。
冷めていることで中のそぼろのお肉の味をしっかり感じられてマル。
チーズ入り卵焼きは、冷めた事でチーズの香りが強くなり風味が増しています。
この形だと食べやすいし、これは文句なしに美味しい!
うずら入り肉団子は、美味しいには美味しいけれども‥
アツアツの時のうずらのホックリ感を思うと、出来たてのほうが断然魅力的でした。
十分美味しいのですが、出来たてと比べてしまって後悔。
タコさんウィンナーは焼き立ても美味しいですが、味より見た目に和みます。
久しぶりに食べると、赤いウィンナーは美味しいもので、つい箸が進みました。
それにしても、お弁当箱の大きさから分かるように、このお弁当大きいです。多いです。
中身もボリュームたっぷりの献立で、これは若い五代さんにスタミナをつけさせようと張りきった響子さんの様子が想像出来ます。
持ち歩いても型崩れもなく、腹もち抜群なお弁当でした。
これなら遅くまで働いても安心?
響子さんの不器用で一生懸命な優しさを知る一品なのでした。
■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□
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