前篇の「原材料、牛肉の次は豚肉です の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ!
~ジップロックの限界 の巻~

ジップロックに入れて、タレを染み込ませようとした肉の塊。

粗熱が取れない内に入れてしまったことが災いし、ジップロックの接合部分が破れかけてきてしまったのです。
じわりじわりとタレが滲み出てきて大変!
ジップロックから救出しなければなりませんが、下手に動かすことも出来ません。
緊急措置としてガムテープで補強をして様子を見る事、約半日。

多少は滲んでいますが、ほぼ問題なく漬けこむことに成功!

慎重に袋を開け、タレとお肉を分けます。

ひじきを水で戻しておきます。

お肉に巻いていたタコ糸を全て取り除き、ラップをして一旦冷蔵庫に入れます。

いよいよ外の毛皮部分の料理へ移ります。
かいわれ大根の葉の部分はラップをかけて冷蔵庫へ。

かいわれ大根の茎の部分と、水洗いしたひじきをよく混ぜます。

白コショウをまぶして全体を灰色っぽくなるようにします。

サラダ油をひいたフライパンで炒めてしんなりさせます。

困ったことに、思ったよりもかいわれ大根の茎が緑色で、灰色っぽくなる気配がありません‥
急きょ、材料を追加することにしました。

1つ目は、もやし。
かいわれ大根を補うことは出来るのか!?
芽が気になる場合は調理前に取り除きます。もちろんそのままでも大丈夫です。

2つ目は、すりごま。
白コショウでは灰色にはならなかったので、今度はごまでリベンジ!

一口大にカットしたもやしを、先ほどのフライパンで炒めます。
コゲ色がつく前にすりごまをスプーン二杯ほどふりかけます。

全体が灰色っぽくなったところで、先ほど炒めたひじきとかいわれ大根の茎を投下。

お肉を浸したタレを入れて全体の味を馴染ませたら毛の部分の出来あがり。
お皿に移して粗熱を取ります。

お肉を浸したタレ、醤油、はちみつ、砂糖を混ぜてお肉と毛を接着する蜜を作ります。

残しておいたかいわれ大根の葉も、おこのみで少量入れます。

あとはフライパンでとろみがかるまで煮詰めます。
この時に冷蔵庫からお肉を取り出しておきます。
目を離すと焦げてしまうので注意深く、時折かき混ぜます。

蜜にとろみがついたら、お肉に直でかけます。

これはこれは、何とも美味しそう。
しかしのんびりしている場合ではありません。
蜜が冷めて固まってしまう前に、先ほどの毛の部分をくっつけなければいけません。

手で軽く押し当てるようにして、お肉の外側に毛を付けて行きます。

毛を全て付け終わる頃には、得たいの知れない物体になっていますが‥

包丁で切ってみると‥

毛がわっさわさのマンモスの輪切り肉に!?

外観をこのままで食べたい場合は、オーブンでアルミホイルに包んで加熱します。

盛り付けるお皿に残しておいたかいわれ大根の葉を散らします。

あとはお肉を盛り付ければ、完成!

お皿は片手で持てないほどずっしりと重く、iPodと比較してもドデカイです。

そのまま食べても美味しいですが、大きさが大きさな為に、中心部分は火が通ってるか心配。
ということで、輪切り肉をフライパンに薄く油をひいて焼いてみることに。

甘くスパイシーな香りがまるでスペアリブのようです。
ジュウジュウ言って、それは美味しそう。

ナイフとフォークでいただきます!

と思いきや‥ガブリッ!
熱々でヤケドに注意ですが、噛むたびに肉汁がジュワッと出てきます。
しっかりとした味がついてるので、外側も中も全てが美味しい!
バラ肉は油が多いので、それによって焼きあがりはカリカリ、味にまろやかさが出ます。
噛みごたえがあり、噛めば噛むほど味が出てきて幸せな気持ちになります。
お肉自体の甘みの他、つけダレ、毛の接合に使用したタレは甘めの味付けです。
甘タレはくどくなりがちですが、外側の沢山の白コショウと、中に挽いた黒コショウがピリッとアクセントになっています。

その他にも、焼く時にとれてしまった毛の部分は付け合わせとしてお皿に盛るとまた雰囲気が出ます。
タレとは反対に、スパイスが効いて丁度良い箸休めになります。
今回のマンモスの輪切り肉、撮影の都合上、実食は朝に行われました。
美味しいのでつい食べてしまいますが、そのボリュームは計りしれません。
食べたスタッフは皆、夕方まで満腹状態。
原始人の生活でのご馳走は、腹もち抜群ということが判明した一品なのでした。
■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□
ななーし
象の足切って焼いたらこんな感じなのかなー
ってか象って美味しいの…?
BistroAnimeshi
ななーし様
コメントありがとうございます。
マンモスと象は似ているので気になるところですね。
タイ北部の一部の地域などでは、象を食べる文化があるようです。
そうは言っても、食用目的で象を殺すことはせず、死んでしまった時の特別な習慣とのこと。
「滋養供給がある」のが食べる理由だそうですが、気になる味については残念ながら不明のままです。
その他にもアフリカなどで食べられる事があるようです.
「すっぽん」のように、あまり見慣れないものではあっても案外美味しいものなのかもしれませんね。