~通常のサイズは通用しない!? の巻~
今回作成するのは、「千と千尋の神隠し」に登場する大きなお饅頭。
両親を豚にされ、湯屋で働くことになった千尋こと千。
職場では、彼女が人間だということで嫌がらせを受けたり、嫌な仕事を押しつけられたり大変です。
そんな彼女の初めて接客した、臭い匂いのお客様。
厄介なお客様かと思いきや、実は名のある川の神様だということが判明して、湯屋は大儲け。
千は初めての大手柄に、少し自身がついた顔をします。
そんな夜、仕事仲間のリンと一緒に食べるこの饅頭。
ホカホカ熱いものではなく、冷めても美味しいもののように見えます。
ちらりと見える具の色と形から、中身は餡なのではと推測。
千が子供だからというだけではなく、どう考えても大きいです。
千と千尋ワールドに登場する食べ物は、神様に献上するものだからなのか、やたら大きいです。
大きさがありがたさの表れなのか、定かではありませんが、妙な魅力を感じます。
きっと、実際にあんな量のものを食べたら飽きてしまうのでは‥
胃袋の限界に不安を感じつつも、それでも、それでも食べてみたい!
千のように、大きなあんまんにハムッと齧り付きたい!ということで、いざ挑戦です。
【用意するもの】

まずは中に詰めるあんこを作ります。
小豆、砂糖、ごま油、練りごま(黒)
そして塩。

小豆を綺麗に水洗いします。

水洗いをしたら、鍋に移します。
豆がかぶるくらいの水を加えて、すぐに強火で煮始めます。
この時に水ではなく熱湯を使用すると、出来あがりの煮えムラが少なくなります。
水で作る場合も、水から小豆が出ないようにこまめにさし水を入れれば問題ありません。

小豆が沸騰しました。

沸騰した小豆にさし水を加えて、再度沸騰するまで煮ます。

再度沸騰したら火をとめて、アク抜きのために煮汁を捨てます。

小豆はザルにあけ、アクを水で綺麗に洗い流します。

再び小豆を鍋に入れます。

小豆の4~5倍の量の水を加えて強火で煮ます。

沸騰したら、火を弱火にしてコトコト煮ます。

蓋を斜めに置き、豆が芯まで柔らかくなるまで、じっくりじっくり‥
目安として1時間半~2時間、弱火で煮ます。

煮たて中は、時折蓋を開けて様子を見ます。
アクが出たら幾度、おたまやスプーンですくって取り除きます。

煮ている間に水気が飛んで、小豆が煮汁から出てきてしまいます。
煮汁から出てしまうと、その部分の小豆が硬く煮上がってしまうので、時々さし水をします。

小豆が芯まで柔らかく煮えたら、砂糖を半量、投下します。

お好みで、2つまみほど塩を加えます。
残りの砂糖も入れて、弱火で煮ます。

あとはただひたすら、あんこの硬さになるまで弱火で煮ます。

おおよそ1時間経過したところ。
水分が十分に飛んだのを確認したら、火を止めます。

火を止めたら、このままの状態で30分ほど置いて味を含ませます。

30分経過したら、あんこをボウルに移し入れます。

ごま油を入れて、ヘラやスパチュラで混ぜます。

練りごまも入れて、同じように混ぜます。
これで、中に詰めるあんこは出来あがり。
一口味見をすると、ゴマの風味がきいていて本格的!
甘くどくないのでこれなら大きくても美味しくいただけそうです。

乾燥を防ぐためにラップで1つずづに分けて包みます。
それにしても‥あれ?

小豆が水を含むとこんなに多くなるとは、ちょっと計算外‥!?
計量してみると、1つにつきあんこが約440gという驚きの量になりました。
これは、いくらなんでも多いです。
果たして食べきれるのか、一抹の不安が生じますが‥
今更、これを分けてもっと小さいあんまんにするなんて、ナンセンス!
外側の皮だけ大きくて、中身がスカスカというがっかりな結果にはしたくありません。
成せばなる、あたって砕けろ!?
せっかく美味しいあんこが出来たのですから、当初の「大きいあんまんを作る」という目的のまま、完全燃焼を目指そうではありませんか。
ヘヴィ級のあんこを包めるだけの皮を作ることは出来るのか!?
次回、「コーション!蒸し器から取り出せません」の巻に続きます。
■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

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