~おろろ、これが牛鍋? の巻~
今回作成するのは、るろうに剣心に登場する赤べこの牛鍋。
るろうに剣心は明治時代初期の日本が舞台で、流浪者・緋村剣心が主人公の物語です。
一見ほんわかと穏やかな剣心ですが、実は幕末に「人斬り抜刀斎」として名を知らしめた伝説の人。
明治維新の際に「殺してはいけない人を殺してしまった」らしく、維新後は人を決して殺さないと言う誓いのもと、全国を旅します。
物語は、そんな旅の途中に着いた東京での剣心と様々な人、事件が描かれています。
それぞれが時代を変える為に突き進み、何かを失った激動の時代。
維新後すぐに時代が良くなる訳もなく、まだまだ苦しくても、人々は生きる道をたくましく探します。
そんな荒削りの時代、文明開化の象徴の1つが、この「牛鍋」。
開港と共に広まった牛肉を用いたハイカラな料理です。
作中では、皆で食事に行くとなると必ず牛鍋屋さん「赤べこ」が登場します。
「今日は牛鍋ね!」というと、老若男女が手をあげて喜ぶので、庶民のちょっとしたご馳走という位置づけだったのかもしれません。
七輪のような火の上に乗った鍋に、ぐつぐつ煮えるお肉。
「こら!そんなにお肉ばかり急いで食べると体に悪いよ!」
「はい、よく噛もうね」
がやがやとした中で皆で囲む牛鍋は、なんとも美味しそうです。
牛鍋は今で言う「すきやき」ですが、当時の味付けや見た目は一味違います。
一体どんな味になるのか皆目検討がつきませんが、作ってみるのみ!
という訳で、今回は赤べこの牛鍋に挑戦です。
【用意するもの】

砂糖、八丁赤味噌、白味噌、酒
まずは牛肉を煮るタレを作ります。
明治の牛鍋は、なんと味噌仕立て!
当時は牛肉の質が悪く、獣臭さを取るために牡丹鍋のように味噌煮込みにしていたそうです。
今回のポイントは、八丁赤味噌を使用すること。
この色、香り‥一体どんな味になるのか、不安と期待が混ざります。

ボウルに材料を入れて、混ぜあわせていきます。

赤味噌に、白味噌‥

砂糖、そしてお酒を注ぎこみます。

あとはこれを、全体が馴染むまで丁寧に混ぜます。

ちょっと‥よろしくないビジュアルですが、構わず混ぜ続けます。

しばらくすると味噌と酒が馴染み、とろみがかります。
これで味噌だれが出来上がり。
次は牛鍋の具を用意します。
牛というからには、主役の具は牛肉ですが、なんと‥!

この分厚さは一体?

牛肉ロースステーキ用‥??
次回、「すけばすきやき、すかなきゃ牛鍋」の巻に続きます。
■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

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