前篇の「魔法に頼らずケーキ作り」の巻をお読みでない方は、まずはコチラから!
~バタークリームはおばあちゃんの味 の巻~
ケーキをオーブンで焼いている間に、バタークリームを作ります。
今ではケーキには生クリームが主流ですが、30~40年前、ケーキといえばバタークリームでした。
うっすら黄色で、生クリームとは違った食感のバタークリーム。
ちょっとハイカラなバタークリームは、銭婆のイメージにぴったりではないでしょうか。
紅茶風味のケーキとの相性にわくわくしながら、いざ調理スタートです。
【用意するもの】

卵白、バター、粉砂糖、ラムエッセンス、卵黄、バニラビーンズ
バタークリームは使用用途によって材料が異なります。
今回は、ケーキに塗るために柔らかいタイプ。
出来上がりを黄色くしたいので、卵黄を加えました。

バターは常温に戻しておきます。

粉砂糖は卵白用と卵黄用に分けて使うので、2等分しておきます。

卵白をボウルに入れて、泡立てます。

卵白が白っぽくなったら、粉砂糖を少しずつ加えて混ぜます。

スプーン一杯加えて混ぜ、また粉砂糖を加えて混ぜていきます。

粉砂糖を加えてからは、よりしっかり泡立てます。

ツノがピンと立ったら、メレンゲの出来上がり。

バターをボウルに入れ、湯煎にかけます。

粉砂糖を加えて、よく混ぜます。

粉砂糖が全体に混ざり、なめらかになったらOK。

卵黄を加え、色が一色になりまで混ぜます。

メレンゲを数回に分けて加え、ゆっくり混ぜます。

ラムエッセンス、バニラビーンズを加えてひと混ぜ。

これでバタークリームの出来上がり。
冷蔵庫で冷やしておきます。

そうこうしている間に、ケーキが焼きあがりました。

型からひっくり返して取り出し、粗熱を取ります。

ケーキの熱が冷めたら、いよいよコーティング。
バタークリームはナイフを使って塗ります。

ケーキの上にたっぷりとバタークリームを落として‥

上を一面バタークリームで埋めます。

刃の反対側で、力を入れずにクリームを撫でて、クリームが均一の厚みになるようにします。

側面もたっぷりつけます。

上と同じ要領で、余分なクリームを落とします。

ここでは多少不恰好でも構わないので、後追いしすぎないように気をつけます。
スポンジケーキを、バタークリームでしっかり覆うことがポイントです。
あまり時間をかけるとバタークリームが温まって塗り辛いので、気楽に手早く済ませます。

この状態で一旦冷蔵庫へ。
バタークリームもバターなので、冷やせば硬くなります。
大体を塗り終え、一度冷やして固めてから最後の微調整に進むことに。

バタークリームが固まったら、表面が綺麗になるように、刃の裏側で撫でていきます。

満足のいく出来になったら、完成。
紅茶を淹れて、切り分けて‥

いただきます。
バタークリームと紅茶風味のスポンジケーキ‥相性抜群です!
紅茶の香りがふわっと香るスポンジケーキは、柔らかくて甘さ控えめ。
そこにプラスされたバタークリームのコクと甘さがベストマッチです。
バタークリームは濃厚な味わいですが、口溶けが驚くほどさらっとしているのでくどく感じません。
ほんのりと感じるバターの酸味で、単調になりがちなスポンジケーキを飽きることなくいただけます。

作品に比べてケーキの高さが足りないのが残念ですが‥
カオナシのように、フォークでぐーっと押してみると、程よい弾力。

ひと口食べ、紅茶を飲み、そしてまたひと口‥と、味わっていつまでも食べてしまいそう。
時折、紅茶の葉がプチプチとする食感がまた楽しいです。
これなら、散々飲み食いした後のカオナシのお腹にも優しそう。
バタークリームの香りに包まれて、おばあちゃんの包容力を感じる甘い一品なのでした。
■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□
天吉
昨日の夜、ちょうど千と千尋の神隠しを見てて
このケーキを食べたいな~、と思っていたので
タイミングばっちりでした。
わたしはこのケーキはバニラ風味の生地に
ホワイトチョココーティングかな?
と想像してたので、
紅茶風味のケーキは一本取られたような意外さです。
余談ですが、坊ネズミが食べている
ジャムクッキー(ロシアケーキみたいな)も、
美味しそうですよね。
イギリスの民家風の銭婆の家、
わたしも住んでみたい、と憧れます。
銭婆の出してくれるお菓子は英国風の
クラシックなものが多そうです^^
BistroAnimeshi
天吉様
銭婆のケーキは、一体どんな味か分からないので、想像力を掻き立てられますね。
人により味もイメージも異なるのがとても楽しいです。
それにしても、バニラ風味の生地‥とても美味しそうですね。
天吉様のコメントを読んで、今度はバニラ風味のレシピも作って食べてみようかな‥と気になり始めています。
その時は、坊ネズミの食べているクッキーも焼こうと思います(^^)
銭婆の家の雰囲気、とても素敵ですよね。
ケーキやクッキーのほかに、スコーンやビスケットも並べて素敵なティータイムを演出していそう。
普段はしょっぱいものばかりですが、たまに甘いアニメシも良いものですね。
今後とも宜しくお願い致します。
mm
ぜひ作ってみたいのでよければ詳しい分量等おしえていただけませんか?
BistroAnimeshi
mm様
コメントありがとうございます。
お問い合わせ頂いた件ですが、 残念ながら分量についてはアプリ、又は、書籍で公開させて頂く予定でおります。
アプリは開発元にリクエストが寄せられると、ビストロ・アニメシにメニュー掲載の追加オーダーが依頼されます。
それまでは、勝手にメニューを増やす事もできませんので、リクエストを挙げて頂けるのが近道かと思います。
書籍化については、現在掲載するレシピを選定中でございますので、今しばらくお待ち下さい。
今後共、ビストロ・アニメシを宜しくお願い申し上げます。