前編の「ご機嫌な千秋様」の巻をお読みでない方は、まずはコチラから!
~鶏肉と赤ワインの相性 の巻~
前編では鶏肉の下ごしらえとマッシュポテトを作りました。
一晩じっくりワインに漬けた鶏肉がどうなったかというと‥

ワインが濁り、鶏肉はワイン色に染まっています。

開けてみると、にんにくや香草の香りが立ちこめます。
美味しいエキスが滲みでてそうです。

ボウルとザルを用意して、具と汁を分けます。
このワインの汁は使うので、うっかり捨てないように注意です。

ローズマリーとローリエは取り除きます。

鍋にワインの汁を入れて、半分以下の量になるまで煮詰めます。
箸などを刺して、ワインの量を確認しておくと楽です。

時折あくを取り除きます。

ふきこぼれに注意して、じっくり煮詰めます。
色に深みが増して、半量以下になったらOK。
火からおろして、粗熱をとっておきます。

鶏肉と野菜は取り分けておきます。
特に鶏肉は、表面の水気をキッチンペーパーで拭きとっておきます。

鶏肉は表面に小麦粉をまぶします。
反対側もしっかりつけます。

フライパンにオリーブオイルを注ぎ、にんにくを入れてから火にかけます。

にんにくの香りが立ったら、フライパンに鶏肉を乗せます。
鶏肉は、先に皮の方を下にして焼きます。

にんにくは外側にこんがり焼き色がついたら、焦げる前に取り出しておきます。

鶏肉は時折フライパンをゆすり、表面をこんがり焼きます。

ひっくり返して反対側もこんがり焼きます。

焼き色をつけたら、一度お皿に移しておきます。

鶏肉を焼いたフライパンにバターを加え、全体に広げます。

野菜を入れ、玉ねぎがしんなりするまで炒めます。

マッシュルームは石づきを取り除き、縦に4~5等分に切ります。

マッシュルームとベーコンを加えて炒めます。

すべての具材に火が通ったら、丈のある鍋に移し入れます。

取り分けておいた鶏肉とにんにくも加え、水を注いで火にかけます。

沸騰したら、ブイヨンを加え‥

ブーケガルニと‥

蜂蜜を加えます。

ここで煮詰めたワインを注ぎ、煮汁の量が半量ほどになるまで、蓋をしない状態のままゆっくりと煮詰めます。
あとは煮汁が丁度良い具合になったら出来上がり。
お肉が煮崩れしそうな場合は、煮こむ時に一度取り出します。

あとはお皿によそうだけ!
マッシュポテトは花の形に盛りつけ、上に茹でたにんじんを飾り付けます。

出来上がり!

赤に染まった鶏肉が何とも上品な、ポッロ・アル・ヴィーノ・ロッソ。

ナイフとフォークで切り分けようとすると、お肉の柔らかさにびっくりします。
ひと口食べてみると、ふわっと広がるワインの香り。
さすが一晩漬け込んでおいただけあって、ワインの味がぎゅっと濃縮されています。
鶏肉はパサパサではなく、ふっくらと崩れていく絶妙な柔らかさ。
ワインに染まった外観は、一体どんな味がするのか‥と、ある種のとっつきにくさを感じますが、そんなことはありません。
鶏肉の風味豊かで、沢山の野菜から出た旨みたっぷりの優しい家庭料理の味がします。
淡白になりがちな鳥料理ですが、ワインのお陰で味に深みが増し食べでがあります。
今回は鶏肉の赤く染まった色を生かしたくて、ソースはあまりに煮詰めずに仕上げました。
もっとじっくり煮詰めて濃厚なソースにするのもオススメです。
恋人と食べる時は、ワインの香りをふんだんに残して大人の味わいに。
お子様と食べる時は、煮詰めて濃厚なソースにするとクセがなく食べやすい味わいになります。
千秋先輩はのだめに対して「自分の巣へ帰れ!」と言っていますが、実際は料理を二人分用意してあることから、二人で食事しようとしていたのが伺えます。
あまり失敗もなく時間さえあれば気楽に作れる煮込み料理ですが、手間もかかりますし、やっぱりご馳走に違いありません。
素直じゃないけど、のだめと二人で喜びを分かち合いたい‥そんな千秋先輩のいじらしさを感じさせる一品なのでした。
■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□
にゃー
これ気になってたんです。凄く美味しそう!
作り方がブフ・ブルギニョンと似てるんですね。煮込み時間は、2~3時間くらいですか?
グラつき
トリックオアトリートです!ビストロアニメシ様!(笑)
のだめカンタービレのアニメシは
いつも凝っていて見ていて楽しいです!
BistroAnimeshi
にゃー様
そうなんです。ブフ・ブルギニョンとは、トマト缶を入れるか入れないか、肉の種類が鶏か牛かなだけの違いです。
煮込み時間は30〜40分ほどですが、水の量や火加減によって調節して下さい。
コクのあるブラウンソースにする場合は、2〜3時間です。その場合、肉は一度取り出して置いて下さい。
今回のレシピではトマト缶を入れていませんが、お好みでトマト缶やケチャップをちょっと足しても美味しいです。
BistroAnimeshi
グラつき様
ハッピーハロウィンです、グラつき様(∩´∀`)∩
お楽しみ頂けて何よりです。
のだめシリーズは、まだまだ作っていない料理があるので今後もお楽しみ下さいませ。