前篇の「それはたった一つのセリフから」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!
~レディに限定する理由 の巻~
タネも具も用意できたところで、いよいよ焼き始めます。

耐熱ではないかったようで‥熱で一本の筆のように固まってしまった刷毛。
一体どうしたものかと迷ったのですが、さっと素早く塗り、なおかつキッチンペーパーで補いました。
プレートにテフロン加工が施されているので、より安心です。

それでは、タネを注いでいきましょう。
ここからはあまり細かいディティールには気にせず、素早さ重視です。

くぼみの1/2~半分の量を注ぎ込みます。
タネはくぼみからくぼみへ、流れるように。

次にたこをぽいぽいっと入れていきます。
どんどん焼けていくので、大きさや量は気にせずとにかく手早く。
とにかくたこが1個につき1つ入っていればOKです。

次にみじん切りしたキャベツを散らします。
キャベツもたこと同じく、1つずつに手をかけるのではなく全体にまぶしていきます。

同じ要領で、桜えびをパラパラっと散らします。

次に、細かく砕いたえびせんも散らします。

小口切りしたネギも散らします。

具を入れ終わったら、タネを上から注ぎます。

注ぐ量は、くぼみからはみ出てひたひたになるくらい。
一度全体にざっと流し込み、足りないところに補うようにします。
写真では右端のタネが少ないので、継ぎ足します。

割り箸や専用のピックを用いて、生地を1つずつに陣地分けします。
そうしている間にも焼けていくので、アバウトで大丈夫なのでとにかく手早く行います。

おおよその陣地分けが終わったら、はみ出た具を詰め込んだり、生地のバランスを見て、微調整。

頃合いを見てひっくり返します!
円のふちを箸先でつついて、生地とプレートを離します。
そうしてあまり力は加えずに、生地のふちを下に押し込んでいくと、クルッとひっくり返ります。
最初はピンとこないかもしれませんが、何個かひっくり返してくうちにコツがつかめます。

はみ出た具は、ちょいちょいっと詰めます。

一つに時間をかけると他のものがどんどん焼けていくので、まずはひっくり返していきます。

全てひっくり返し終わったら、焼き目をずらしたり微調整を加えていきます。

辺りはえびとだしの香りだらけ。
早く食べたい!

写真を見ると、たこ焼きの右部分にぷくっとした気泡が確認できます。
このようにふつふつと動いているのは、火が通っていない状態。
動きが止まったら、いよいよ焼きあがりです。

器に数個、たこ焼きを乗せます。

さっとソースをかけ‥

桜えびを散りばめます。
そして青のりの代わりの抹茶をかけ、金箔をのせれば‥

レディ限定未だかつてないたこ焼き、出来上がりです!
全世界のレディに愛をこめて。
桜えびと金箔、黄金色の器でゴージャスに仕上げてみました。

さっそく頂きます。
焼きたて最高!
やけどに注意ですが、この外側がカリッとして、中はとろっとろの旨さを味わわずにはいられません。
長芋を入れたので、生地がふんわり。
今回はこの生地のとろみを主役にするために、通常よりキャベツやネギは控えめです。
揚げ玉も入れずに、代わりにえびせんを使用したので、食感はクリーミィ。
えび香る生地が、たこの食感を引き立てます。
桜に見立てた桜えびに、抹茶のほろ苦い風味。
「いつものたこ焼き」とはまた違う、上品で、ちょっとお澄ましした味です。
金箔は見目麗しいので、味は勿論のこと、見て楽しめます。
焼きたては、たこと生地が主役。
冷めたものは、風味が強くなったえびが主役。
そう、驚いたことに、冷めたものも美味しいのです。
急がずに優雅に楽しめるたこ焼きとは、さすがレディ向けです。
このたこ焼きがレディ限定なのは、「ちょっとした量を、上品に頂く」からなのでしょう。
金箔も限りある食材ですし、野菜が少なめなので多くを食べてはもたれてしまいます。
至る所にサンジのレディへの愛を感じる、未だかつてない一品なのでした。
飾りとしてソースをかけましたが、だしの味が強いのでソース無しでも是非。

コメントを残す