〜駄洒落だらけな不思議の国 の巻〜
今回作成するのは、ウォルト・ディズニーの不思議の国のアリスに登場する、ちょっと変わったチョウチョ。
主人公のアリスは、2本足で歩くウサギを追いかけるうち、何もかもがデタラメで不思議な世界に迷い込みます。
なんでもない日を祝うのが当然だったり、ドアノブがお喋りなおじいさんだったり‥
出会うキャラクターは、どれも常識を覆すものばかり。
今回のチョウチョも、そんな不思議の国ならではの特徴を持っています。
体が小さくなる薬を飲んで、お花と同じサイズになったアリス。
ウサギを追いかけて見知らぬ土地を歩くなかで、羽がまるでバターを塗ったパンのようなチョウチョを見かけます。
「あら、不思議なチョウチョね」とアリスが呟くと、どこからともなく、「パンバターチョウチョよ」と教えてくれる声。
声の主はお花で、皆で合唱が始まっていく‥という流れ。
そんなメルヘンチックなシーンで、ひらひらと空を舞ったり、ちょうど一斤分のパンにまとまったり素敵な演出をしてくれるこのチョウチョ。
英語では「パンとバタフライ(bread-and-butterflies)」という名称です。
日本語に翻訳された状態だと気づかなかったのですが‥
「バター(butter)」に、「バタフライ(butterfly)」をかけて言葉遊びしていのです。
日本語では、さしずめ「パン・バターフライ」といったところ。要するに駄洒落です。
吹き替えでアニメを見ていた幼い頃には気付きませんでしたが、不思議の国のアリスには、この他にも駄洒落が沢山散りばめられています。
ルイス・キャロルの原作には更に多くの駄洒落があり、それまでの「児童書とは教訓を教える為にあるべき」という堅苦しさを打ち破ったという点も、名作と呼ばれる由縁のようです。
美味しそうな名前の意味も分かったところで、いざ!調理スタートです!
【用意するもの】

まずはパン作り。
バター、牛乳、強力粉、塩、ドライイースト、溶き卵、砂糖

ボウルに材料を全て入れます。

ベタつきがなくなるまで、よく捏ねます。

最初はベタついていますが、15分ほど捏ねると‥

表面がサラサラ、スベスベになります。

ボウルにラップを被せて、一次発酵。
生地が2倍ほどの大きさになるまで、室温で発酵を待ちます。

膨らんだら、フィンガーテストをします。
生地に指を差し込み、穴が戻らずにそのまま残れば一次発酵終了です。

一次発酵を終えた生地は、ガスを抜く為に手のひらで押し広げます。

ガス抜きを終えたら、再度丸め直します。

乾燥防止にぬれぶきんを被せて、ダウンタイム。
15分ほど生地を休ませます。

生地を麺棒で伸ばします。

三つ折にして、細長い棒状にします。

端も綺麗に焼けるように、下に折り込みます。

こんな形にします。
あとはこれを焼けば、パン部分は出来上がり‥ですが!

今回は、ただパンを焼くだけではありません。
パン・バターフライの形を再現するべく、この新アイテムを使用します。
一体どんなアイテムなのかは、次回「ディズニーのディティールにこだわる」の巻に続きます。
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