前篇の「鳩に初挑戦!」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!
〜食べる直前まで楽しい の巻〜
鳩を捌いて、ミンチにして、他の食材と混ぜて‥
いよいよ作業もクライマックスへと近づいていきます。

パウンド型に、ベーコンを少しずつ重なるようにして並べていきます。

生地の1/3の量を、ベーコンの上に伸ばしていきます。

入れ終えたら、マッシュルームを等間隔で埋め込んでいきます。

残りの2/3を加えて、生地が平らになるように慣らします。

生地を入れ終えたら、ベーコンを1枚1枚内側に閉じていきます。

こんな感じ。

最後に、香り付け用のローリエとローズマリーを上に散りばめます。

香りが全体に行き渡るよう、アルミホイルで全体を包みます。

天板に水を注ぎ、190℃に熱したオーブンで60〜90分、蒸し焼きにします。
温度や時間は使用するオーブンや気候によって変化します。

焼き上がりに竹串を刺して、穴から肉汁が溢れたらOK。

アルミホイルに包みなおして、重しを乗せてしばらく生地を落ち着かせます。
粗熱が取れたら、冷蔵庫で最低1日は寝かせるのがパテのコツ。
ミートローフなどは焼きたてが美味しいですが、パテは冷ましてじっくり熟成します。
鶏肉や豚肉なら分かるけれども、なんて言ったって今回は鳩肉。
フランスの高級食材はさぞ美味しかろうと、最高のコンディションで頂くべく、ちゃんと1日以上寝かせましたとも。
そして感動のご対面!
ベネットさんのリクエストに応えて入れたマッシュルームが綺麗に入っているか、それは切らないと分かりません。
ワクワクしながら切ってみると‥

良い感じに仕上がっています。これはテンションが上がります。
いそいそと前菜らしい盛り合わせのセットをして‥

鳩のパテ、マッシュルーム入りの出来上がりです。
これはお洒落な一皿が出来たぞとご機嫌になったのですが、大事なのはここから。
いよいよ鳩のパテ、実食です!
ここに辿り着くまで、なんて長かったことでしょう。
鳩を仕入れて、軽く捌くところから始めた、そんなパテ。味に思いを巡らせ胸を躍らせた、パテ。
香りはニンニクやエシャロットが強く、鳩肉の臭さというのは感じません。
良かった、臭み抜きも出来ている。これはさぞ美味しかろう。
そう思って安堵し、パテを口に入れた途端でした。
無理。
食材に申し訳ないのですが、びっくりするくらい‥
オブラートに包んで表現するならば、「野性味溢れる味」な鳩肉。
ハッキリ表現すると、血。鉄の味がする肉のような謎の恐ろしいもの。
鶏や豚、牛のレバーは食べられます。
むしろ好物の類なので、どうしてこんなにも鳩の味に拒否反応を起こすのかは分からないのですが‥
二口目にいけないくらい、ショックな味です。
やはり、慣れ親しんでいない食べ物だからでしょうか?
それとも、単純に私の料理技術が至らなかったのかもしれません。
鳩肉を食べたことのある人の感想は、「美味しかった」というものが多いので、あくまで私が合わなかっただけかもしれません。
美味しいという事前情報があったので、私はとても楽しみにしていました。
まさかこんなにも苦手な味だなんて、残念極まりないです。
一体、誰がこの結末を予想できたでしょう?
お仕事で失敗をしてしまったシャーリー並に、心にダメージがあります。
悔しい!
いつか、本場で鳩肉を食べてリベンジしなければ。
久方ぶりに、心に謎の火がついた一品なのでした。
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