小池田マヤ先生の漫画が大好きです。
以前に当ビストロでも、あさひごはんに登場するののこめしや、エッグスラットを再現しました。
最近の作品は食べ物が絡むものが多く、それがまた何とも旨そうな描写でたまりません。
普段なんてことなく食べているものだって、小池田マヤ作品にかかればその香りや構成が洗練され、お腹が減ってきちゃいます。
知っている食材でも、普段組み合わせない味の構成が描写されていると、もう気になって気になって‥
食べ物を口に入れた時のキャラクターの表情がまた、大げさ過ぎずリアルで、説得力があります。
中でも家政婦さんシリーズと、高円寺の店シリーズがお気に入り。
ただ‥
そんな中で、1つだけ「それって美味しいの?」と疑問を抱いたものがあったのです。
高円寺の店シリーズの「女と猫は呼ばない時にやってくる」に登場する「いちごとレモンのカッペリーニ」。
作中でも、「いちごのスパゲッティー!?」「何それエグイ!!」と食べる前は不評です。
でも食べてみると、美味しいみたい。でも、ホントに?どうなのだろう‥と引っかかっていたのです。
熟しすぎたイチゴを捨てようか迷っている時に、ふとこのイチゴのカッペリーニを思い出しました。
ということで、カッペリーニは手元になかったので、スパゲティーニで代用して冷製パスタを作りました。
エクストラヴァージンオイルとレモン、フレッシュトマトのピュレをマリネして、塩を強めに効かせる。あとはバジルで味に広がりをつけて‥と楽しみながら作りました。
イチゴは作中より少なく、他の食材も加えたので、今回は再現とは言えません。
自分で味付けをしたので、作っている段階である程度は味に予想がついたものの、冒険している感じが楽しかったです。
肝心のお味は、というと、イチゴの安い今だけの特別なパスタ。
美味しいし、ありっちゃーありです。
でも、イチゴの甘さが主張しすぎないように!と思って塩を効かせすぎたのが反省点。
塩で押さえつけるのではなく、もう少しイチゴを活かした味の構成が出来そうな気がします。
そこはやはり、プロの料理人がお店のスペシャリテとして出すために何度も改良を重ねたのだろうな、と納得しました。
今度は決して臆することなく、しっかりとイチゴを入れて、イチゴの味を全面に出して楽しみたいものです。
カッペリーニも買わないと!

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